【キャンプレポ】友と2人でDUOキャンプ!|源じいの森

友人のオカンが亡くなった。いつの間にか僕らも歳をとった。深夜にスタジオに入り、朝まで飲み明かしたあの頃が懐かしい。見えない自由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくった。いい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもなかった。世界中にさだめられたどんな記念日なんかより、あなたが生きている今日は、どんなに素晴らしいだろう。

そうだっ!キャンプに行こう!!

今は東京在住なのだが、オカンが亡くなり、ウマの合わないオトンとの一時の共同生活を余儀なくされている相方さんを誘うと、秒で喰いついた。僅かながらでも気分転換になれば幸いだ。

 

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どこ行く?

相方さんは「焚き火できたらどこでもいい」と言っていたが、せっかくなので少し遠出して田川郡にある「源じいの森」をセレクト。初めて行くのだが、のんびり焚き火するには良さそうなところだ。

↓源じいの森の詳細はこちら

 道中記

正午ごろ、相方さんをひろってまずは腹ごしらえ。最近になってマイブームが再来している「一九ラーメン」へ。気温は低いが良い天気だ。

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いつもは「大盛り」を注文するのだが、まだ道中長いので並で我慢。

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相方さんが「焚き火台」が欲しいと言うので、続いてトリアス久山に立ち寄り、「mont-bell」を物色。何も買う気は無かったのだが、気がついたら「OPINELナイフ」を購入していた私。

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そしてなぜか60Lザックを購入している相方さん。

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↓途中篠栗町を抜ける際「町をあげてスベッとるやんけ」と相方さん。

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はい到着。

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まずは受付。とても優しそうな方が対応してくれた。予約制なのを知らなくて飛び込みだったのだが快くOKしてくれた。

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受付を無事済ませ、ゆっくりできそうな第2キャンプサイトの「グリーンシャワーガーデン」を目指す。

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「ほーう。なかなかええとこやーん」

奥に1組いらっしゃったので、手前の矢印の箇所に設営することに。

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ほいかんぱーい。

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私は設営の時間が好きだ。「風向きがこうでアレがこうやけん〜」などと考えるのが好きだ。なるべくゆっくりと、過ぎ行く時間を愛おしみながら相方さんと設営を楽しむ。

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えっ?

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焚き木を拾いに行ったはずが、何やってまんの相方さん。

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相方さん川遊びを終え、さっそく点火。天気は良いがさすが山の中、少し肌寒い。靴下履きなさいよ。

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どこからか折れた梅の花を拾ってきた相方さん。

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川面を眺めながら、ただただのんびり焚き火。

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まあ早々とこうなって。

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こうなるよね。

黄昏時

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黄昏時も近づき、ぼちぼち風呂にでも行くことに。一方相方さんは「少し仕事を片付けようかな」と別行動。仕事道具のPCは一応持ってきてるみたい。相方さんを残し、「源じいの森温泉」を目指す。

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5分ほどトボトボ歩いて到着。信じられないくらい夕焼けが眩しい。

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中に入るとまあ、なんとも贅沢な中庭。キャンプ客は少ないが地元の方が多い。なんだかアウェー感いっぱいのサウナで汗をかき、露天に入って空を見上げる。ここは天国じゃないんだ。かといって地獄でもない。南風に吹かれながらシュールな夢を見ていたい。

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大変結構なお湯でございました。よし。相方さんの待つテントに戻ろう。ありがとう源じいの森温泉。温泉に入ったおかげで足どりが軽い。刻一刻と暗闇に包まれて行く森の中を、爽快に歩く。

「いやあー、しかし本当に足が軽くなっ・・・。あれ・・・?」

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「えっ・・・?」

 

「こんな道通って来たっけ・・・?」

 

「なんだか暗いし・・・。」こわいよーママー

 

「どうしよ。もう少し進んでみるかな・・・。」

 

「いや、やはり1度引き返したほうが・・・。」

 

こんな時はアレですね。

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「アホか!だいぶ行きすぎとるやんけ!」

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無事暗闇の森の徘徊を終え帰還。「あれっ?」PCを開いた様子が1ミリも感じられない相方さん。まあ良いじゃない良いじゃない。好きなだけ焚べなさい。ていうか、「風呂くりゃよかったやん。」

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 そして始まる宵の宴

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適当に肴をつまみながら酒を煽る。

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メインは事前に仕入れていた猪肉でぼたん鍋。うまし。キャンプとの相性抜群だ。

↓猪肉に興味がある方はこちらを。
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腹も満たされまったりタイム。だいぶ気温も下がってきて5℃ぐらいだろうか。寒空の下、焚火台2台&ストーブで暖をとる。相方さんと小声で「喝采」や「ひこうき雲」などを口ずさみ、今宵に彩りを足していく。夜が深くなるとテントに入り、ただただ静かに酒を交わした。時折2人の会話を遮るように、すぐそばの線路を列車が駆けていった。トレイントレイン走っていけ。トレイントレインどこまでも。

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やがて別々のテントに別れ、互いの夢の中へ。おやすみなさい。

ユメノハナシ

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その夜はなんだか不思議な夜だった。はっきりとは覚えてないのだが終始眠りが浅く、寝たと思っても変な夢を見て1時間ほどで目が覚める→そしてまた別の夢を見て目が覚めるのエンドレスリピート。しかもその見る夢が、突拍子もないようでリアルでそれでどこか懐かしいような。終いには自分で創造して、描いた夢を見ているような不思議な感覚。

9時頃まで惰眠をむさぼり、すでに起きていた相方さんにその話をすると、なんと相方さんも同じような感じだったらしい。

そういえば2〜3年前だろうか、相方さんと電話をしていてなんとなく夢の話になった時、「意図した夢が大体見れる」とかなんとか相方さん言ってたな・・・。相方さんの影響・・・?まだまだこの世は私の知らないことで溢れているようだ。

撤収キライ

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昨夜の猪鍋に冷凍そばをぶち込む。最近の冷凍そばや、冷凍うどんには目を見張るものがある。まあコシの張り具合で言えば私の厄介な腰も負けてはいないが・・・。

朝飯の手を抜いた分、のんびりと撤収作業を進められた。かなり結露でびっしょりだったが、太陽が顔を出すと風の力も手伝い綺麗に乾いてくれた。特に追加料金などはなかったが受付に挨拶をして、ゴミ置場にゴミを捨てた。

第1キャンプサイト「リバーサイドガーデン」

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帰り際、第1キャンプサイトも下見して帰ることに。

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 ついつい。

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ちょっとした遊具もあって子供も喜びそう。いい感じの川もあるので夏にでも家族で利用したいですね。

さらば「源じいの森」ありがとう。また。

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道の駅「おおとう桜街道」

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帰り道。キャンプ場近くにある道の駅に寄ってみた。かなりスケールの大きな道の駅で、新鮮な食料品の販売はもちろん、温泉施設から子供用の遊具までありました。次来るときはここで買い出ししてもよさそうだ。

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かなり大きなコンビネーション遊具。奥にはゴーカートも。

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「1億円トイレ」と称された立派なトイレ。1億円かけちゃったんですかねえ・・・。あいやぁ・・・。

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トイレの横になぜか「YOSHIKIモデル」のようなクリスタルピアノ。迫力ある音で自動演奏が鳴り響いていたのだが、そのタッチの無機質さがだいぶ残念だった。

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↑お土産や夕食の食材などを購入して袋詰めしていると、コレを見てニヤニヤしている相方さん。私も一緒にニヤニヤ。雑過ぎるやろキャッチコピー・・・。

 

男達の別れ

帰り道は寂しい。2人とも心なし口数も少ない。旅の終わり。祭りのあと。出来ることならもう一度出発からやり直したい。なんならあの深夜のスタジオからでも大歓迎だ。自宅に送り届けると「ありがとーね」と相方さん。私も「またキャンプ行こーね」と手を振った。それじゃあ頑張って。まだまだこれからも、栄光に向かって走るあの列車に乗ってみたりしよう。

 

それでは皆さん良い相方さんを・・・。

 

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