気がつけばかれこれ約半年釣りに行けていない。それもみんな忌々しいアイツのせいだ。今年の春先からゴホゴホゴホゴホと咳が止まらず喘息と診断された。治療を続けるがなかなか良くならず、いろんな検査を繰り返したのち、元々の原因が副鼻腔の炎症にあることがわかった。いわゆる蓄膿症(副鼻腔炎)だ。
止まない咳。ひっそりと続く微熱。飲み続ける抗生物質。上がらないモチベーション。咳が原因でギッックリ腰にもなったっけ。(遠い目)
しかし止まない雨がないように、止まない咳はない。
いや違う、抜けないトンネルが・・・。もとい。
咲かない花・・・。覚めない夢が・・・・。
まあいい。とにかく症状も治まり、天気予報とのにらめっこの末、ようやく釣行の予定が立った。場所はもちろん宗像沖ノ島。今回も釣り仲間の伊藤会長とご一緒だ。渡船はアクアさんを利用。いつもお世話になってます。それでは前置きが長くなりましたが、久しぶりのリハビリ釣行編です。
リハビリ釣行スタート
最近積みっぱなしのキャンプ道具を降ろし、釣り道具を積み込む。キャンプ時の荷物よりは少ないが魚釣りもまあまあの荷物だ。半年ぶりに引っ張り出したロッドケースのチャックが固着しており、時の経過を物語っていた。
伊藤会長と落ち合い、いざ津屋崎港を目指す。途中でラーメンを決め込むつもりが、休店や満席などの理由でことごとくフラれ、泣く泣くそば屋でカツ丼セットをかき込んでからのバタバタとした出船になった。今思えばこの時すでに2人の前途には暗雲が垂れ込めていたのだろう。
今回は珍しく、途中で寄ったコンビニでも伊藤会長はレジ横の誘惑、「揚げ物ショーケース」には興味を示さない。面白くない。イジりどころが無いではないか。しかし私が会計を済ませていると、伊藤会長がレジ後方のミックスナッツの袋を手にしゃがみ込んで、まじまじと見つめている。
店を出ると「塩気がきいとーヤツが美味かろーが!いつも俺は缶のままボリボリ食べようもんねー!がははははーっ!」と言った。
・・・・・。
やはり何か調子がおかしい・・・・。少しジワジワくるが、いまひとつ面白くない。
小屋島で去年のこの時期同様、ヒラゴが湧いてるそうなので悩んだが、一発大物を期待して上礁したのは「ノリ瀬」。↓当日の潮はこんな感じ(沖ノ島は博多船溜よりマイナス40分)。翌日が月夜の大潮初日だ。
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いざ実釣
順調に用意を済ませ、底カゴ仕掛けを投げ入れる。月も出ていて釣れそうだ。潮は緩いがなんとか本命の下げ潮が流れている。ここ「ノリ瀬」は両潮やれるが、どちらかというと下げ潮に期待できる。タナはカゴまで9ヒロ半。針まで竿約4本からスタートする。
数投流しているとポツポツと小イサキが釣れる中、ようやく「ゴンッゴンッ」と本命の心地よい引きが。姿を見せてくれたのは、少し小ぶりだが1.5kgほどのアイシャドウが素敵なこの子。
一方、実は今夜は久しぶりにアラ狙いの伊藤会長。ドリルなども入れて全部で11個という荷物量。若船長と「二人分払わないかんっすねー」とジョークを交わした。過去最大の荷物量かもしれないとのことだ。
過ぎ去る時間。
徐々に強くなる西風。
奪われる体温。
撒かれるボイル。
ぶつ切りのサバ。
揺れるケミホタル。
見つめる眼差し。
深夜のコーヒー。
動かない潮。
3時まで粘ったが諦めも肝心だ。夜明けに備えよう。不安定な岩場になんとか寝袋をセットし、隣でセブンの鍋焼きうどんを温める。これは良い。また買おう。
「伊藤さんもし来たら叫んでくださいね!気をつけて」と声を掛け寝袋に潜り込んだ。
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曇天模様の夜明け
残念ながら伊藤会長の雄叫びが響き渡ることもなく、夜明けを迎えた。予報では晴れだったのにNOTご来光だ。どんよりとした雲が広がっている。早々とボイルを絞って撒きつつ、上カゴ仕掛けを投げ返すが本命からのアタリはない。夜釣りより少し型の良いイサキが2匹ほど釣れただけだ。しかし相変わらず潮が緩い。伊藤会長は一晩中寝袋にも入らずに、雑魚寝しながら時折エサの交換を繰り返していたようだ。まだのんびりと準備をしておられる。
8時頃だっただろうか。隣を流れる伊藤会長の上カゴが視界から消えた。
竿を立てる伊藤会長。
「んー、イサキかなー」と伊藤会長。
確かに竿はあまり曲がっていない。しかし何やらラインが横走りしている。様子がおかしい。
「それヒラやないすか?先端に沈み瀬あるけん、もっと左に移動して左左に持っていかなっ!頭左向いてますよ!」
あたふたしだす伊藤会長。
「おっ、なんかこれデケーばい!10キロぐら▲?◯✖️⬜︎〜!」と伊藤会長。
しかし竿はいうほど曲がってはいない。何かがおかしい。
左に右にやられたい放題引っ張りまわされながらもようやく姿が見えた。
・・・・・!!!
「こまっ!!豆ヒラやないすか!?何やってんすか、タモも要らんやないすか!」
タモに収まった豆ヒラ片手にだいぶ恥ずかしそうな伊藤会長。
もうほんとお茶目なんだから・・・。
沈黙のノリ瀬
しかし後が続かない。あの手この手を尽くすが海は沈黙を守ったままだ。風速は強い時で6〜7mほどだろうか。多少流し難いが許容範囲だ。しかしどうにも潮が動かない。表層は時折流れているように見えるのだが、底潮がまったく動いていない。伊藤会長も頑張ってはいるのだが。
11時頃からは早々に上カゴに見切りをつけ底カゴを振るも、納竿までにイサキを1匹追加しただけとなった。残念無念・・・・・。
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釣果報告
やはり全体的にも潮が悪く、皆さん晴れない顔で回収を迎えた。クロはまだ型が小さいらしく、もう少しといったところだろうか。ケーソン西テトラで一枚だけ良いのが釣れていた。ノリ瀬でもサラシの中、足の裏ぐらいのヤツは釣れそうな感じだった。
小屋島周りではやはりヒラゴが釣れていた。例年の感じからいうと4〜5kgぐらいは混じりそうだが。
そんなこんなでちょっと物足りないリハビリでしたが、まあ良しとしましょう。伊藤会長が、今週もう一度行かれるみたいなので期待しましょう。私がこのブログを通して知り合った草◯さんもご一緒なので頑張ってもらいたいです。
↓↓まだまだ釣り仲間募集中ですので気軽にメールくださーい!あっ、キャンプでもいいですよ。(笑)
それでは皆さん良い魚を・・・・・。
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